「宮城県学童保育講座」ご案内vol.2 (講師紹介)
「宮城県学童保育講座」の講師をご紹介します。
講師の河野伸枝さんは、日々活躍しているベテラン指導員として、本を出されています。指導員さんはもとより、児童館職員、保護者、行政職員、放課後子ども教室スタッフなどの地域の皆さんの心にも、必ず響くものがあるはずです。子どもの放課後に関心のある方は、どなたでも参加歓迎です。
日 時:1月23日(日)9:50~15:00
場 所:仙台市福祉プラザ(午前) 北杜学園五橋校舎
参加費:千円 (当日受付)
主 催:全国学童保育連絡協議会
TEL 03(3813)0477 担当:真田/佐藤
申込み:haru_rururu117@yahoo.co.jp
(当日参加も可能。ただし弁当700円の申込みは1月17日迄)
※詳細は、2010/12/26の記事をご覧ください。
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講座 「指導員の仕事の基本とは」
~学童保育の生活づくりで大切にしたいこと~
講師紹介 河野伸枝(こうの・のぶえ)さん
1959年、鹿児島県南さつま市坊津町生まれ。
幼稚園教諭を経て、1990年、埼玉県原市場学童保育指導員となる。全国学童保育連絡協議会副会長。全国学童保育指導員部会長。
著書 『わたしは学童保育指導員』 (あとがきより)
・・・学童保育指導員としての生きがいと、この仕事の価値を見出したいずれの指導員たちも、指導員としての条件が整備されない中、劣悪な労働条件で働き続けています。それは、指導員の仕事が「子どもが怪我をしないように見ていればいい仕事」「子どもと遊べばいい仕事」としての認識しかなく、指導員の仕事内容(仕事の価値)がまだまだ社会的に理解されていないことが根底にあるからです。
学童保育指導員として、仕事の中身を内外に伝え、理解を広げていく努力をしていくことも、私たちに課せられた課題だと思っています。私は実践者ですが、現場の実践を書き綴ることは、私自身の人としての未熟さも人間性も生活感もひっくるめて、等身大の自分が映し出されるので気恥ずかしさもありますが、あえて体を張って指導員の仕事の中身を現場から社会に発信していくという覚悟で書くことにしました。
この一冊が、これまで私を支え続けてくださった方々への感謝の思いと共に、学童保育指導員として仕事を継続したいと思いながらも厳しい労働条件の中で、心揺れる指導員たちが今一度指導員の仕事を見つめなおすきっかけになり、さらに、後に続く若い指導員たちへのエールになればと祈る思いで綴りました。
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