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2011年11月23日 (水)

仙台市の児童クラブ延長・有料化問題ー4

緊急学習会のお知らせ

児童クラブ(学童保育)の延長・有料化を考える

 仙台市は、来夏より児童クラブの開設時間を延長し、有料化するとの方針を発表しています。この方針が仙台の子どもにとってどういう意味を持つのか、11月29日の仙台市社会福祉審議会の検討結果を受け、全国の動向や仙台市学童保育連絡協議会が実施した学童保育保護者アンケート調査をもとに、参加者の皆さんと考えたいと思います。児童館・学童保育関係者、とりわけ保護者の皆様の参加をお待ちしております。

日時:2011年11月30日(水)

      19:00~21:00

場所:仙台市市民活動サポートセンター

     4階 研修室5

内容:

①国の施策と全国の学童保育の動向

 全国学童保育連絡協議会事務局次長 真田祐

②仙台市の学童保育保護者の就労実態とその願い

 仙台市の学童保育保護者アンケート調査より

③参加者による意見交換

参加費:無料

連絡先:090-1930-4908

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仙台市の児童クラブ延長・有料化問題ー3

続けて、11月14日の河北新報記事からです。

必要な家庭利用できぬ 仙台市、児童クラブ時間延長で有料化

 小学生らが放課後を過ごす児童館児童クラブの利用時間を延長し、新たに有料化する仙台市の方針に、児童館を運営する団体の指導員から反対論が出ている。「子どもの生活リズムが乱れる上、料金が支払えず本当に必要な人が利用できなくなる」というのがその理由。伸びる児童館需要を背景に、市はサービス拡充と受益者負担を一対にした見直しに理解を求めている。

 新方針では、保護者のニーズを受けて利用時間を現行より1時間15分延長し、午後7時15分までとする。夏休みなどの学校長期休業中は開始を1時間早め、午前8時からに変更する。

 市は利用料の目安として、運営経費の半額を保護者負担とする国のガイドラインを前年度実績に反映させ、一人当たりの月額経費を約8700円と試算した。おやつ代は含まれない。生活保護世帯などは減免する考え。2012年夏の導入を目指す。

 市内105の児童館のうち、83館の指定管理者を担う市の外郭団体仙台ひと・まち交流財団の児童館職員労組は「子どもが帰宅後に夕食や入浴、宿題を済ませたら、就寝は大人並みに遅くなる。心身の健康が損なわれる」とし、方針の撤回を求めている。

 有料化への反発も根強い。青葉区内の児童館を運営するNPO法人職員(57)は「おやつ代や保険料など月2000円の実費分が払えず、独りで留守番する子どももいる。ケアが必要な家庭ほどサービスから遠ざかる」と懸念する。

 市内の児童館は、ハード面でばらつきがある。クラブの専用室がない施設も珍しくなく、「各館で条件が異なる中、一律料金でいいのか」との指摘もある。

 市によると、クラブの利用者は年々増え、小学1~3年生の全児童に対する利用率は、07年度の15.4%から11年度には22.7%に伸びた。震災後、子どもを預けて働く親が増加し、需要はさらに拡大する可能性がある。

 市子供育成部は「子育て・就労支援施策を将来も続けるには、財政基盤の確立が急務。放課後の子どもの安全を確保するというサービスに、負担をお願いすることは避けて通れない」と説明する。 (2011年11月14日河北新報)    

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仙台市の児童クラブ延長・有料化問題ー2

仙台市の児童クラブ延長・有料化について、現在、仙台市社会福祉審議会児童福祉専門分科会で、審議をすすめています。

全3回の予定のうち、2回はすでに終了しています。次回の審議会は、以下の日程で開催されます。延長有料化について、どのような方たちが、どのような意見を出されるのか、それは私たち市民の願いを反映するものなのか、仙台の子どもたちにとって最善のものなのか、ぜひ注目したいと思います。

第3回仙台市社会福祉審議会児童福祉専門分科会

2011年11月29日(火)14:30~

仙台市役2階 第1委員会室

誰でも傍聴できます。

日程や傍聴方法などは、こちらでご確認ください。

以下は、社会福祉審議会児童福祉専門分科会に関する河北新報の10月19日の記事です。

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 仙台市の社会福祉審議会児童福祉専門分科会(会長・中島信博東北大学院教授)が18日、市役所であり、小学校低学年の子どもを放課後や長期休業中に預かる児童クラブの開設時間延長と有料化を協議した。

 市の計画では、平日の閉館を1時間15分繰り下げ午後7時15分まで延長。長期休業中は開館を1時間早めて午前8時とする。有料化は事業基盤の確立と受益者負担の観点から導入が必要とし、いずれも2012年夏の導入を予定している。

 委員からは「保育所を出た子どもの多くが児童クラブを利用する。延長保育の終了時刻に合わせる変更を望ましい」など、時間延長を歓迎する意見が多かった。

 有料化に関しては「所得に応じた負担導入を」「子ども医療費助成を拡充する一方、児童クラブに受益者負担を求めるのは、少子化対策として一貫性がない」と見解が分かれた。

 市子供未来局は、11月の分科会で負担額の試算を示す方針。(2011年10月19日河北新報)

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仙台市児童クラブ延長・有料化問題-1

またまた久しぶりの投稿になってしまいました。

仙台市は、児童クラブの開設時間延長と有料化の方針をいきなり報道発表しました。まだ決定ではありませんが、報道と同時に決まったように思われた方も多いと思います。

開設時間の延長は長年の要望事項でありますが、有料化とセットであることや、来年夏からの開始という時期の問題など、心配されている方が多いと思います。

この問題について、皆さん、一緒に考えていきましょう!

まずは、9月17日に掲載された河北新報の記事です。

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仙台市、児童クラブ「有料化」 時間延長も検討 来夏めど


 仙台市は、共働きや一人親家庭の小学1~3年の児童を放課後や長期学校休業時に預かる児童クラブを、2012年夏ごろから有料とする方針を決めた。併せて、要望が多い開設時間の延長にも取り組む。

 児童クラブは、市内105カ所の児童館、児童センターに設けられ、5月1日現在で約5900人が登録している。おやつ代などの実費が必要な場合もあるが、基本的に無料で受け入れている。
 105館の運営経費は年間約20億円。登録がいらない自由来館事業の利用者と児童クラブ登録者の割合からすると、経費の半分以上を児童クラブが占めるという。
 市内の児童クラブは児童館以外に、PTAや町内会などで構成する「留守家庭児童会」が6カ所、民間事業者の施設が約15カ所あるが、いずれも有料。利用料は運営主体やサービス内容により、月額1700~2万7000円に設定されている。
 受益者に負担を求める児童クラブ有料化は長年の市政課題で、市の行財政改革プランの実施項目にも挙がっていた。市は社会福祉審議会での議論を踏まえ、金額や導入時期を決定する。
 児童クラブの開設時間は、平日午後6時の閉館を同7時15分まで延長。学校休業期間は、午前9時の開始を1時間繰り上げ、保育所の開所時間並みにする方針だ。
 市子育て支援課は「制度の安定的な運営のためにも、一定のサービスを受けている人が応分の負担をすることに理解を求めたい」と話している。
(2011年9月17日河北新報)

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