仙台市の児童クラブ延長・有料化問題-7
児童クラブ(学童保育)は、児童館事業とは別事業
先日の第3回学習会では、放課後児童健全育成事業は児童館機能の一つではなく、児童館は別事業であることを前回学習会で確認しました。児童館で行う児童クラブは、 児童館併設児童クラブ と位置付けるべきだし、それであれば有料化も納得できると云うものです。
先日の社会福祉審議会児童福祉専門部会では、これまで仙台市が児童館と放課後児童健全育成事業を「一体」として運営してきたことの是非、放課後児童クラブは児童館機能の一つなのか、別事業なのかということを議論せずに、延長有料化の話し合いがなされていたことが、たいへん残念です。
専門分科会では、委員長から①開設時間延長 ②受益者負担(利用料) ③児童館の機能 ④仙台市の子育てに関するグランドビジョン の4つの論点に絞って話し合いたいと提案されていましたが、③④は時間が足りず、3月の第5回専門分科会に回されました。
児童館延長・有料化についての審議会での議論は終了しました。しかし、議会で全会派から質問があったように、市民の関心が高いことから、審議会も熱を帯びた議論となっていました。時間切れの感は免れませんが、委員長から、審議会での話し合いは「諮問」であり、最終的には議会が決定し、市民が評価するものだという発言がありました。
議会での審議に向け、世論を高めるべく、「仙台市の児童クラブ(学童保育)の充実を求める会(仮称)」をたちあげようと、会場から発案され、1月15日に予定されていた学習会は、その準備会も兼ねることになりました。
第3回学習会については、別途お知らせいたします。
お問合せは、仙台市学童保育連絡協議会事務局へ
sendai.gakudou@gmail.com
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