仙台市児童クラブ延長・有料化問題-9 緊急学習会概要
第3回緊急学習会を、1月15日(日)に開催します。
(詳細は前回の記事をご覧ください)
第1回目の学習会では、国の施策の変遷や全国の動向を学ぶ中で、放課後児童健全育成事業に位置付けられている放課後児童クラブは国の事業として補助金が出ており(大規模加算、延長加算などもある)、児童館で行われていても放課後児童クラブは職員も部屋も別であること、児童館の機能の一つとして位置づけ一体で行ってきた仙台のやり方は全国でもまれであること、そのために仙台市では矛盾が生じて来ているということを確認しました。
参加した保護者からは、延長は今春からすぐにでもとの切実な声が出されました。また児童クラブに18時に迄に迎えに行けない場合は、学校の最終下校時刻に合わせて帰されるという現実を知っている保育所保護者は少ない、多くの市民が知るためにも継続的に学習会を開催してほしいとの要望が出されました。
そこで、第2回緊急学習会では、第4回仙台市社会福祉審議会児童福祉専門分科会の傍聴報告と合わせて、県内の児童館併設児童クラブの運営について紹介しました。
利府町には、児童館条例、児童クラブ条例があって、児童館長とは別に児童クラブ統括責任者がいて、児童館併設の児童クラブも単独施設の児童クラブも一括して管理しています。多賀城市では、児童館はこども福祉課児童福祉係、留守家庭児童学級(学童保育)はこども福祉課保育係と担当も違っており、児童館併設の学童保育は、児童館とは入り口も別にになっています。
第3回の今回は、政令市のさいたま市の運営を参考に、仙台市の児童クラブ(学童保育)の充実のために、具体的にどのように働きかけていくかを話し合う予定です。
児童館などで行う公設公営と、民家などを使った民設民営があるさいたま市の放課後児童クラブの状況については、こちらをご覧ください。
さいたま市には、児童センター条例、放課後児童クラブ条例があり、放課後児童健全育成事業実施要綱の、第3章運営基準を見ると、仙台市の児童クラブとは全く密度の違う運営をしていることがよく分かります。
さいたま市は勿論、利府町や多賀城市でも、児童館の終了時間と児童クラブ(学童保育)の終了時間は違っています。
15日(日)14時からの学習会へ皆さんの参加をお待ちしております。
お問合せ先
仙台市学童保育連絡協議会
sendai.gakudou@gmail.com
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